2022年5月31日火曜日

中3自然研修を実施しました。①

こんにちは。金蘭千里中学校・高等学校です。


525()から528()の4日間で、中学3年生の自然研修が実施されました。

今回はその初日と2日目についてお伝えしたいと思います。


初日の朝はJR新大阪駅の1階正面口での集合でした。

校外学習で京都に現地集合したときの反省を活かして、

電車の時間を事前に調べ、新大阪駅に下見に行った生徒もいました。


 

無事全員が新大阪駅に集合し、サンダーバードに乗って金沢駅へ向けて出発しました。



2時間半の乗車を経て、金沢駅に到着しました。

そこからバスで金沢城へ移動し、三の丸広場で昼食をとります。



昼食後は一旦集合し、まずは石川県観光物産館で体験活動を行いました。


体験では、


・和菓子作り

・起上り絵付け

・ミニ締め太鼓作り


の三種類の中から事前に選択した一種類を体験します。


和菓子作りでは、練り切りやこし餡を丸めたりこねたり、

道具を使って模様をつけたりして成形し、

季節感のある可愛らしい和菓子を作っていました。


起上り絵付けでは、好きな色の起上りを選んで、

絵の具やペンで絵柄や起上り顔を描いていました。

可愛らしい花柄にしたり、好きなキャラクターを描いたり、

個性あふれる作品が出来上がっていました。


ミニ締め太鼓作りでは、好きな色の紐を選び、

紐を結んで締め太鼓を作っていました。

紐を結ぶところで苦戦している様子でしたが、

みんなが上手に作ることができていました。




体験活動の後は、金沢城や兼六園を中心に、自主研修を行いました。

地図を見ながら金沢の名所を自由に見学します。


兼六園では、ツツジやカキツバタなど、夏の花が鮮やかに咲いていました。

金沢駅からの移動中、バスガイドの方に教えていただいたフォトスポット、「徽軫灯籠(ことじとうろう)」では、大勢の生徒がカメラを構えて写真を撮っていました。


兼六園から横断歩道を渡ったところにある二十一世紀美術館では、無料で観覧できる範囲のみではありましたが、

屋内外に展示されている作品に実際に触れて楽しんでいました。


また、金沢城では平成13年に復元された菱櫓や五十間長屋の中に

実際に入ってその構造を見学しました。

珍しい菱形の構造や、釘を使わない日本古来の木造の建築方法に触れ、日本の伝統技術の素晴らしさを間近で見ることができました。




炎天下の活動ではありましたが、看護師の方からの注意をよく聞き、しっかり水分補給をして、熱中症対策をしながら元気に金沢の史跡や名所を見学していました。



バスで富山県へ移動し、立山国際ホテルに到着しました。

各自部屋に荷物を移動し、入浴を済ませたあと、食事会場で夕食を食べました。

食事の際は感染症対策のため、一方向を向いての黙食となります。

日中たくさん活動をしたからか、ご飯を何度もおかわりする生徒もいて、元気いっぱいな初日の夜でした。



2日目は6時前に起床し、朝食を済ませたあと、長野県の上高地へとバスで出発しました。


途中お手洗い休憩を挟みつつ、3時間強のバス移動を経て、上高地の大正池に到着し、クラスごとに集合写真を撮影しました。


そこから、昼食場所のバスターミナルまで徒歩で移動します。

川や池の澄んだ青い水や普段馴染みのない植物に感動し、多くの生徒が写真に残していました。

1時間ほど木々に囲まれた散策路を歩いてバスターミナルに到着したあと、お弁当を受け取って、班ごとに昼食を食べました。




昼食が終わった班から、お土産屋さんを見たり、河童橋のほうへ自由散策をしたりしました。

歩くと揺れる吊橋を生徒たちが楽しそうに渡る様子が印象的でした。



上高地を満喫した後は、またバスに乗って立山まで戻り、日本一の落差を誇る称名滝へ行きました。

時間がギリギリだったため、大急ぎで坂道を登って滝を目指しました。

立山からの雪解け水で勢いが増した称名滝の迫力は圧巻でした。



2日目の活動では、移動時間も長く、たくさん歩いたので、さすがに疲れたのか、ホテルに戻って夕食を食べた後は、初日よりも早く寝静まっていました。



初日・2日目ともに、天候にも恵まれ、金沢の名所と上高地・立山の大自然を思う存分味わうことができました。



3日目・4日目については次のブログでお伝えします。



本日もブログにお越しいただき ありがとうございました。

2022年5月28日土曜日

中学一年生対象iPad講習会

 こんにちは、金蘭千里中学校・高等学校です。


5月18日(水) ・20日(金)に中学1年生対象の、iPad講習会が行われました。

最初にiPadのルールについて、生活指導部・ICT担当の先生よりお話がありました。

・使用する時間・場所

・使用の心構え(マナーを守り、適切に使用する。iPad本体やパスワードの自己管理など)


続いて、iPadの操作方法、ApplePencilの使用方法についてのお話があり、

各種アプリにログインし、アプリの機能・使い方について、

一つひとつ動作確認していきました。








学校生活では色んなアプリを活用していきますが、その中でも

教育ツール「Classi」では、各種連絡(20分テストの範囲、行事や委員会の告知など)に使用されたり、

「学習記録」という機能で、毎日1日を振り返り、勉強した科目や時間、生活などを入力し、各日の反省点などを1週間単位で振り返り、次に活かすことができます。

また、「ポートフォリオ」では、学校行事を振り返り、考えをまとめて提出する機会もあります。

 








本校ではiPadなどのICT機器をいち早く導入し、各種アプリやインターネットを用いた授業・学級運営を展開してきました。授業の発展や、コミュニケーションを補強するツールとして、今では欠かせないものとなっています。


中学3年生の先輩たちが、1年生に向けて、iPadを使い始めるにあたって是非とも考えてほしいこと、気を付けて欲しいこと、おすすめの使用方法などの体験談やアドバイスを教えてくれました。



他にも使用頻度の高いアプリ「ロイロノート」では、

毎日の健康観察票の提出、

課題を提出したり、先生に質問するのに利用しています。



次の日より早速、授業での活用だけではなく、毎日の健康観察票や学習記録の提出、キャンプのポートフォリオ作成などに使われています。

マナーを守り、自学自習や振り返りに役立てていって欲しいと思います。



本日もブログにお越しいただき ありがとうございました。


2022年5月25日水曜日

中学1・2年のキャンプ

 こんにちは。金蘭千里ブログへようこそ。

本日は5/18()5/20()に行われた中学1年生の吹田キャンプと5/19()5/21()に行われた中学2年生の今津キャンプについてお伝えします。


(尚、例年であれば、中学1年生も中2年生も全クラスそろって2泊3日のキャンプを実施する運びとなるのですが、新型コロナウィルスの感染状況を鑑みまして、今年度は、それぞれの学年を前半組と後半組に分け、出発日をずらして1泊2日ずつの実施となっております。)


まずは、中学1年生の吹田キャンプから。

1日目(4567組は5/18123組は5/19)は、学校の体育館に集合して吹田市内のキャンプ場へ。


入所式で旗揚げをし、キャンプ場の方からの諸注意等を受け、いよいよキャンプ活動の始まりです。















午前中はクラフト箸作り、

昼食を挟んでクラスビルディングを行いました。




夕方に宿舎に入り、そこから夕食、大営火(キャンプファイヤー)を行いました。

自然の中でクラスメイトと火を囲み、一日の出来事を振り返る穏やかな時間を過ごすことができました。


翌朝、早朝に広場に集合し旗揚げをしてキャンプ2日目の活動を始めました。

宿舎で朝食をいただいた後はお世話になったキャンプ場の撤収清掃作業に取り組みました。

その後、本校教員によるテントの設営講習を行いました。

今年度は、新型コロナウィルスの感染対策のため、テントでの宿泊はできませんでしたが、来年度以降のキャンプできちんとテントが立てられるように、皆で協力してテント設営の練習に励みました。


その後、学校へ戻り、校長より講評の言葉・キャンプ活動の振り返りの時間をもち、中学1年生の吹田キャンプは終了です。




続きまして中学2年生の今津キャンプについて。

1日目(135組は5/19246組は5/20)は、校庭に集合してクラスごとにバスに乗って午後の体験場所へと出発しました。


途中休憩を挟みながら12時ごろに午後の散策場所であるくつきの森に到着しました。











昼食を食べた後は、グループに分かれて第1次産業の体験や自然散策をしました。

森の植物を採集したり、川の生き物を観察したりと、クラスメイトと一緒に自然に親しむ良い機会となりました。



夕方には宿舎に到着、夕食をいただいた後は大営火(キャンプファイヤー)を行いました。

昨年度は、新型コロナウィルスの影響でキャンプが中止となっていたため、今年度の中学2年生にとっては初の大営火でした。スタンツや星座観察などの催し物を楽しみ、炎が消えた頃に宿舎に戻り、キャンプ1日目は終わりを迎えました。



2日目は、朝の集い、朝食、部屋の清掃作業等を経て、お世話になった宿舎からの退所式を行いました。


その後は3つのグループに分かれて午前中の体験場所にそれぞれ移動して第一次産業に関わる活動をしました。


 ビワコマリンスポーツのカヤック体験


 なごみの里での農場体験・鶏のお世話


 水口ファームでの農場体験・馬のお世話


活動場所で昼食をいただいた後、バスに乗り込み学校へと帰りました。

それぞれのバスが到着し、全員がそろったところで、校長より講評の言葉・キャンプ活動の振り返りの時間を持ち、中学2年生の今津キャンプは終了です。



ここ数年、新型コロナウィルスの影響で中止になってしまっていた宿泊行事を実施できたこと、生徒さん達が自然に親しみ、クラスメイトと集団行動を学ぶ場を持てたことを嬉しく思います。


ご覧いただきありがとうございました。

2022年5月14日土曜日

中3校外学習を実施しました。

こんにちは、金蘭千里中学校・高等学校です。


5月13日(金)に、中学3年生の校外学習として、

京都の南座で歌舞伎を鑑賞しました。


今回の校外学習では、学年として初めての現地集合となり、

電車を使って南座の最寄り駅である

阪急京都線の京都河原町駅、もしくは、京阪電車の祇園四条駅に

生徒たちだけで辿り着くところからスタートしました。


普段電車をほとんど使わない生徒など、

自分たちだけで電車を使って京都まで行くのが初めてだ

という生徒が多いなか、

みんなが事前の説明会での注意事項をよく聞き、

現地までの行き方や、電車の時間などをきちんと下調べして、

無事 開園時刻までに全員が揃いました。


 

今回鑑賞した「歌舞伎鑑賞講座」は、

狂言師 茂山逸平さんによる歌舞伎の解説「歌舞伎のいろは」から

始まりました。

室町時代発祥の狂言と、江戸時代発祥の歌舞伎との比較を中心に

歌舞伎特有の女形や、舞台のつくり、歌舞伎独特の演出について

おもしろく、わかりやすく解説していただきました。

生徒たちも楽しそうに笑いながら、解説を聞いていました。


そして20分の休憩の後、実際の歌舞伎の演目を鑑賞しました。

今回鑑賞したのは、『義経千本桜』から「吉野山」の演目です。

歌舞伎独特の演出である「見得」の他に「花道」や、

「スッポン」というセリから人間ではないものが登場する場面など

前半の「歌舞伎のいろは」で学んだことを活かしながら鑑賞することが

できました。


中学3年生の生徒たちは、昨年度、狂言を鑑賞しましたが、

演者たちの台詞によって話が進む狂言と異なり、

浄瑠璃と演者の舞によってストーリーが進んでいく歌舞伎は

生徒たちの目にとても新鮮に映ったことでしょう。


浄瑠璃の独特の節回しや、江戸時代の言葉が難しかったという感想が

生徒たちから多く挙がりましたが、

演者の方々の動きや小道具を通してストーリーを理解し、

歌舞伎を楽しむことができたようです。


今回の経験を通じて、歌舞伎をはじめとした日本の伝統芸能に

興味を持ち、日本文化に親しんでいってほしいと思います。


本日もブログにお越しいただき ありがとうございました。


2022年5月7日土曜日

教育実習

 皆さん、こんにちは。金蘭千里中学校•高等学校です。

本日は5月6日(金)に行われた、教育実習初日の研修についてお話しします。


 今年は5/6(金)と6/10(金)~6/25(土)の期間に、名の実習生を迎えました。

実習生は数年前に卒業した元金蘭千里生で、生徒たちにとっての先輩になります。


 この日は、累計週間分の実習の初日として、教職員への挨拶と、説明会が行われました。

 

 実習生の皆さんからは、緊張感や高揚感が伝わり、私たちもこれからどのような実習になるのか、楽しみになりました。



 説明会では、実習の担当者との顔合わせもあり、その後、早速打ち合わせをしていました。

 

 実習中は先生として生徒達の前に立っていただきます。

初めは、1クラス約30名もの生徒達の前で授業を行うことは緊張し、うまく話せないこともあると思います。ですが、たくさん悩み、一生懸命な姿を見せることで、生徒達にも気持ちが伝わります。


そのような実習生の姿勢から、生徒達には様々なことを感じてもらいたいと思っています。

 

 実習生にとっても、生徒たちにとっても、有意義な時間を過ごせますように…


 本日もブログにお越しいただきありがとうございました。