こんにちは。金蘭千里中学校・高等学校です。
5月25日(水)から5月28日(土)の4日間で、中学3年生の自然研修が実施されました。
今回はその初日と2日目についてお伝えしたいと思います。
初日の朝はJR新大阪駅の1階正面口での集合でした。
校外学習で京都に現地集合したときの反省を活かして、
電車の時間を事前に調べ、新大阪駅に下見に行った生徒もいました。
約2時間半の乗車を経て、金沢駅に到着しました。
そこからバスで金沢城へ移動し、三の丸広場で昼食をとります。
昼食後は一旦集合し、まずは石川県観光物産館で体験活動を行いました。
体験では、
・和菓子作り
・起上り絵付け
・ミニ締め太鼓作り
の三種類の中から事前に選択した一種類を体験します。
和菓子作りでは、練り切りやこし餡を丸めたりこねたり、
道具を使って模様をつけたりして成形し、
季節感のある可愛らしい和菓子を作っていました。
起上り絵付けでは、好きな色の起上りを選んで、
絵の具やペンで絵柄や起上り顔を描いていました。
可愛らしい花柄にしたり、好きなキャラクターを描いたり、
個性あふれる作品が出来上がっていました。
ミニ締め太鼓作りでは、好きな色の紐を選び、
紐を結んで締め太鼓を作っていました。
紐を結ぶところで苦戦している様子でしたが、
みんなが上手に作ることができていました。
体験活動の後は、金沢城や兼六園を中心に、自主研修を行いました。
地図を見ながら金沢の名所を自由に見学します。
兼六園では、ツツジやカキツバタなど、夏の花が鮮やかに咲いていました。
金沢駅からの移動中、バスガイドの方に教えていただいたフォトスポット、「徽軫灯籠(ことじとうろう)」では、大勢の生徒がカメラを構えて写真を撮っていました。
兼六園から横断歩道を渡ったところにある二十一世紀美術館では、無料で観覧できる範囲のみではありましたが、
屋内外に展示されている作品に実際に触れて楽しんでいました。
また、金沢城では平成13年に復元された菱櫓や五十間長屋の中に
実際に入ってその構造を見学しました。
珍しい菱形の構造や、釘を使わない日本古来の木造の建築方法に触れ、日本の伝統技術の素晴らしさを間近で見ることができました。
炎天下の活動ではありましたが、看護師の方からの注意をよく聞き、しっかり水分補給をして、熱中症対策をしながら元気に金沢の史跡や名所を見学していました。
バスで富山県へ移動し、立山国際ホテルに到着しました。
各自部屋に荷物を移動し、入浴を済ませたあと、食事会場で夕食を食べました。
食事の際は感染症対策のため、一方向を向いての黙食となります。
日中たくさん活動をしたからか、ご飯を何度もおかわりする生徒もいて、元気いっぱいな初日の夜でした。
2日目は6時前に起床し、朝食を済ませたあと、長野県の上高地へとバスで出発しました。
途中お手洗い休憩を挟みつつ、3時間強のバス移動を経て、上高地の大正池に到着し、クラスごとに集合写真を撮影しました。
そこから、昼食場所のバスターミナルまで徒歩で移動します。
川や池の澄んだ青い水や普段馴染みのない植物に感動し、多くの生徒が写真に残していました。
1時間ほど木々に囲まれた散策路を歩いてバスターミナルに到着したあと、お弁当を受け取って、班ごとに昼食を食べました。
昼食が終わった班から、お土産屋さんを見たり、河童橋のほうへ自由散策をしたりしました。
歩くと揺れる吊橋を生徒たちが楽しそうに渡る様子が印象的でした。