2022年1月22日土曜日

令和4年度中学入試概要

 こんにちは、金蘭千里です。

令和4年度中学入試の概要は以下の通りです。



日本伝統文化鑑賞会

 こんにちは、金蘭千里です。


先月の16日、中学2、3年を対象に日本伝統文化鑑賞会が行われました。
本来は、天神天満繁盛亭などで、中学2年次に校外学習として行われるもの
ですが、コロナ禍の影響で人数制限がかかり、佐藤講堂にお迎えする形で
実施できることになりました。
午前の部は第七回金蘭寄席として、本校19期生の林家染雀さんを中心とした
いろいろな方々の出し物が行われました。
まずは、月亭遊真さんによる「寄席入門」で、これは、寄席とは?の疑問に
おもしろおかしく答える形の演目となっていました。
まだ寄席に行ったことのない生徒にとっては、有意義なお話でした。
次に、番組の順序が若干変更となりましたが、林家染雀さんの落語があり、
桂あやめさんの落語「3年2組の高田君」が演じられました。学校生活を
舞台にしたお話で、生徒たちもなじみやすかったと思います。
そして、染雀さん、遊真さん、桂おとめさん、入谷和女さんによる
「寄席囃子解説」として、落語に用いられる太鼓などを実際に生徒が
演奏するという貴重な体験をさせて頂きました。今回はあまり時間が
なかったのですが、生徒たちも舞台に上がって太鼓や鐘などを鳴らす
ことができました。普段の寄席では絶対に体験できないことなので、
少し羨ましかったです。
寄席における落語以外の演芸を「色物」と呼びますが、今回は松旭斎天蝶
さんの「浮かれの蝶」を観ることができました。写真の蝶は紙を切って
作られた蝶ですが、扇子2本を用いて、まるで本物の蝶が飛んでいる
ような動きを表現されていて、大変貴重なものを観させていただきました。
そして、トリとして、染雀さんが落語「はてなの茶碗」を演じられました。
普段は生で観ることのない迫力のある落語を観ることができ、私も後に
繁盛亭に何度か足を運ぶくらい大変素晴らしいお話でした。
午前の部が終了し、染雀さんとあやめさんの質疑応答がありました。
落語家になったきっかけやネタの作り方などの質問にお答え下さいました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。


午後の部は「金蘭千里中学校 狂言鑑賞会」として、本校美術科教員の
安東睦郎先生を中心とした、体験を含む鑑賞会でした。
まずは安東先生によるご挨拶があり、その後、狂言「痺(しびり)」が、
主人…安東元さん、太郎冠者…山田師久さんによって演じられました。
事前に配布された語注のおかげで、内容的にも理解しやすかったです。
その後、狂言における表現と歌唱演習、能面と狂言面ワークショップ
など、生徒が実際に舞台に上がって行う体験をしました。貴重なお面
を被らせてもらったり、狂言での歌を生徒全員で歌ったりと、内容の
濃い体験となりました。
そして、休憩の後、【狂言の兄弟、「能」についてのお話】があり、
最後に狂言「棒縛(ぼうしばり)」が、主人…山田師久さん、
太郎冠者…安東元さん、次郎冠者…安東睦郎先生によって
演じられました。この演目は動きがユーモラスで言葉が分からなくても
面白く観られるので、海外公演などでよく演じられるそうです。
内容的に現代でもよくあるお話で(棒縛で検索して下さい)今も昔も
変わらないものだなあと感じました。

本日の演者の方々に厚く御礼を申し上げます。生徒たちにとって、
この鑑賞会が日本の文化を見つめなおすきっかけとなることを
願ってやみません。

本日もブログへお越しいただきありがとうございました。

2022年1月12日水曜日

【最終・確定】令和4年度中学入試出願状況

金蘭千里中学校です。

2021年12月13日(月)より、令和4年度中学入試の出願を受け付けておりましたが、

2022年 1月11日(火)24:00【確定・最終】の出願状況は以下の通りです。

前期A 178名 
前期E  12名 

中期B 407名
中期J  63名
中期M  44名

帰国生  17名

後期  328名 

<のべ1049名>

(全日程合計で180名募集)