こんにちは、金蘭千里中学校・高等学校です。
2月18日(金)に中学1年生の道徳の授業の一環として、講演会が行われました。
10~30代の9割が利用しているといわれる、便利なLINE。
実際、本校生徒も大多数が利用しており、それだけにLINE上でのトラブルも発生しています。そこで、今回はLINEみらい財団よりLINEオフィシャルインストラクターの柴田さんにオンラインで講演会を行っていただきました。
≪「楽しいコミュニケーション」を考えよう!≫というテーマで、ネット上のコミュニケーションについてお話をしていただきました。
まず初めに、あなたにとって「夜遅い時間」とは?という質問がありました。
21時や22時に手を挙げる生徒が多かったですが、19時だと思っている生徒もいれば、深夜3時だと思っている生徒もおり、全員が同じ考えを持っているのではないのだということがわかりました。
次は、
「まじめだね」「おとなしいね」「一生懸命だね」「個性的だね」「マイペースだね」のうち、あなたがクラスの友達から言われて嫌だと感じる言葉はどれですか?という質問でした。
手元のカードを上げて答えます。
「マイペースだね」のカードを上げている生徒が多いようですが、全種類のカードが上がっています。
このことからどんなことに気づいたか、手元のワークシートに自分の解答を書き込みます。
ある生徒のワークシートには、
「嫌な言葉」は人によって違うことがわかりました。相手の嫌な言葉が自分の嫌な言葉と同じとは限らないので、発言には十分気をつけないといけないなと思いました。
と書かれていました。
他には、
友達から「おもしろいね」という言葉がスタンプとともに送られてきました。友達は、「すっごくおもしろかった気持ち」「ちょっとだけおもしろかった気持ち」「バカにした気持ち」のうち、どんな気持ちで送ったのでしょうか?という質問もありました。
今回も、手元のカードを上げて答えます。
同じ言葉でも、一緒に送るスタンプによって感じ方が変わるということや、
同じスタンプであっても、人によって感じ方が違うという場合もあることがわかりました。
ネット上では相手の表情や雰囲気がわからないため、誤解が生まれやすく、トラブルに発展しやすいということを、今回の講演会で身をもって感じることができました。
「わたしが送ろうとしているこの言葉やこのスタンプ、相手を傷つけてしまわないかな?」と考え直すいい機会になったかと思います。
本日も、ブログにお越しいただきありがとうございました。