こんにちは、金蘭千里です。
1月28日(金)、中学一年生の道徳授業の一環として 講演会をおこないました。
講師としてお招きしましたのは、本校7期生の山本光平さんです。
山本さんは、大阪府吹田市で美容院グループ
(株)テルミーソリューションズ を経営されている方で、
ご本人いわく「パーマ屋のおっちゃん」だそうです。
大学を卒業後、「ヤマハ発動機」に入社され
既存の手法に縛られず、情報共有を主体とした独自の販売方法を確立。
全国最優秀営業マンとして表彰された経歴の持ち主です。
また、家業である「美容院」を継がれたあとも、
髪の毛を分析することで糖尿病の指標となる物質を測定できる技術を発見。
現在は大学と共同で研究を深め、実業化に向けた取り組みをされています。
山本さんが講演のなかで大切にされていたのは
「Serenndipity(セレンデピティ)」という言葉です。
「Serenndipity(セレンデピティ)」とは、
「偶然の産物」「偶然に思いがけない幸運な発見をする力」を意味し、
18世紀の英国人作家 ホレス・ウォルポール が、スリランカの童話
『セレンディップの3人の王子たち』をもとにした造語とされています。
かの有名な科学者であるアイザック・ニュートンも、
リンゴの木からリンゴが落ちる様子を見て
「万有引力の法則」を思いついた、という話は有名ですね。
「既存の枠にとらわれない豊かな発想力をはぐくむこと」
その大切さを学ぶことのできる貴重な講演会でした。
本日もブログにお越しいただき、ありがとうございました。