皆さん、こんにちは。金蘭千里中学校・高等学校です。
7月21日(木)~8月7日(日)にイギリス研修が行われました。
本ブログではイギリス研修について、前編・後編に分けてお話したいと思います。
まず、今年の参加者は、高校1年生の女子37名、男子6名の計43名でした。
行き先はイギリスの中でもイングランド内バークシャー州にあるイートン(Eton)という街です。
徒歩圏内にはテムズ川が流れており、また、エリザベス女王が週末にお過ごしになるウィンザー城もあります。
生徒たちは2週間の間、イートン校[正式名称:King's College of Our Lady of Eton beside Windsor]にて授業を受け、英語の勉強だけでなく、イギリスの文化や歴史についても学びます。また、3日に1回ほど、ショートトリップがあり、バスに乗って出かけました。
移動や食事などは、現地の方をリーダーとし、グループごとに行います。女子は本校のみで1グループでしたが、男子は巣鴨高等学校(東京)と海陽学園(愛知)の生徒たちと合同で1グループでした。
本日は前編ということで、初めの1週間についてどのようなことを行ったのか、もう少し詳しくご紹介いたします。
7/21(木)に大阪から東京へ向かい、1泊してから7/22(金)の朝に東京・羽田空港からロンドン・ヒースロー空港へ飛び立ちました。
飛行時間は約15時間の長旅で、現地時間の7/22(金)16:00頃に到着いたしました。
空からの景色 |
研修初日は、各自2週間生活するハウス[寮]と部屋割りの発表があり、女子はペンハウス、男子はマナーハウスという寮で過ごしました。特に、マナーハウスはヘンリー王子なども学生時代過ごしていた寮だそうです。
その翌日からはいよいよ授業の始まりです。まずは面接によるテストを受けたのちクラス分けがあり、学校の施設案内が行われました。
イートン校の建物 |
授業の様子 |
どこを見てもはじめての景色で、日本の学校とは外観がまったく違いました。生徒たちも迫力のある建物に圧倒されているようでした。
そして、初めてのショートトリップは7/25(月)に世界遺産であるストーンヘンジへ行きました。
広々とした草原の中に巨大な石がサークル状に並んでいるのがなんとも不思議な景色でした。
ストーンヘンジ |
スマートフォンに専用のアプリをインストールし、ストーンヘンジの解説に耳を傾けながら、ゆっくり時間をかけて1周ぐるりと見学しました。
その後、不思議な石の景色を見ながらサンドウィッチを食べ、お土産を購入してからハウスへと戻りました。
初めてのショートトリップへいった翌日は、イートン校内にある【ジャファーギャラリー】という博物館へいきました。博物館の中には本物のミイラや、ダーウィンの『種の起源』の草稿などが展示されていました。
その後、イートン校が所有するボートクラブがあるドーニーレイクというところでカヌーをし、きれいな夕焼けを見ながら夕食をとりました。
ドーニーレイクは2012年に開催されたロンドンオリンピックの競技場にもなっており、当時の写真も見せていただきました。
種の起源の展示 |
ドーニーレイクの夕日 |
校内の施設を見学すればするほど、イートン校がいかに伝統ある格式高い学校であるか、改めて認識しました。
前半1週間の主な活動は以上になります。他にもイートン校内の広場や体育館を使ってスポーツをしたり、食堂でスコーンつくりを体験したりもしました。
スコーン作り |
生徒たちは慣れないながらも、積極的に外国人スタッフの方と英語で会話をし、少しずつ英語で会話をすることに自信をつけているように感じました。
次回は後半1週間の主な活動についてお話したいと思います。
本日もブログにお越しくださりありがとうございました。
(後編はこちらです)