2023年12月2日土曜日

中学1年生・中学3年生 人権啓発映画観賞会

こんにちは。金蘭千里中学校・高等学校です。


11月30日(木),12月1日(金)の午後、中学3年生・中学1年生対象の人権啓発映画観賞会がそれぞれ行われました。

本校では人権教育の一環として、学年ごとに様々なテーマの映像作品を鑑賞する機会を設けています。


中学生全体のテーマは「身近な集団生活の中で、良い人間関係を作らせるとともに、自尊感情を持った個人を育てる」ですが、その中でも中学1年生は「友情、助け合い」,中学3年生は「男女共同参画社会(ジェンダー)」をそれぞれテーマとしています。


今年度の中学1年生の鑑賞映画は『マイ・フレンド・メモリー』(1998年、監督:ピーター・チェルソム),中学3年生の鑑賞映画は『リトル・ダンサー』(2000年、監督:スティーブン・ダルトリー)です。


ちなみにですが、中学2年生は先日11月21日(火)に「ノーマライゼーション(障がい・共生)」をテーマとし、『マラソン』(2005年、監督:チョン・ユンチュル)を鑑賞しました。


中学3年生の事前学習のプリントです。



本校の視聴覚室に学年生徒全員が集まり、皆で映画を鑑賞します。



『マイ・フレンド・メモリー』は、「屈強な体格であるが学習障害であるマックスと、非常に賢く、ポジティブだが難病で余命わずかなケヴィンという、正反対の少年二人の冒険と友情と思い出、そしてかけがえのない『贈り物』にまつわる物語」です。

一方で、『リトル・ダンサー』は、「1984年のイギリス北部の炭鉱町ダラムを舞台に、一人の少年が当時女性のためのものとされていたバレエに夢中になり、性差を超えてプロのバレエ・ダンサーを目指す過程を描いた作品」になります。


映画鑑賞後は、作文用紙に鑑賞文を書いてもらいます。

なんとなくでも思ったことを言葉にすると、改めて気づかされることもあり、人権の授業では大切な作業です。


それぞれの学年でテーマは少し異なりますが、映画鑑賞を通して、自分の今までの考え方や他人とは異なる価値観を振り返り、今後の学校生活に活かしてもらえればと思います。


本日もブログにお越し頂き、ありがとうございました。