こんにちは。金蘭千里中学校・高等学校です。
5月31日(水)から6月3日(土)まで、3泊4日で中学3年生の自然研修(信州)が実施されました。
今回はその初日と2日目についてお伝えいたします。
初日の朝はJR新大阪駅の1階正面口での集合でした。
8時15分には点呼完了という早い時間帯でしたが、無事全員が新大阪駅に集合し、サンダーバードに乗って金沢駅へ向けて出発しました。
約2時間30分の乗車を経て、金沢駅です。
そこからバスで金沢城・三の丸広場へ移動し、昼食をとりました。
昼食後は、まずは石川県観光物産館で和菓子手づくり体験,加賀八幡起上り手描き体験,小さな締太鼓づくり体験のそれぞれ3つに分かれて、体験活動を行いました。
和菓子作りでは、金沢の老舗和菓子の職人さんが、四季折々の上生菓子のつくり方を親切・丁寧に教えてくださり、生徒たちは自分がつくった3個と、職人さんがつくってくださった1個の計4個をお持ち帰りできました。
起上り絵付けは、金沢の伝統工芸の手描き体験をすることができ、「起上り」に絵具を使って自分の好きなように絵付けをしていました。
ミニ締め太鼓作りでは、本物の皮と木を使い、色とりどりの紐と胴から選んで、小さな締太鼓を作りました。
体験活動の後は、金沢城,兼六園,二十一世紀美術館を中心に、各自自主研修を約2時間行いました。地図を見ながら金沢の名所を自由に散策しました。
天候にも恵まれ、むしろ暑いぐらいでしたが、しっかり水分補給をし、熱中症対策をもしながら元気に金沢の史跡や名所を見学していました。
その後はバスで富山県へ移動し、立山国際ホテルに到着しました。
各自部屋に荷物を移動し、食事会場で夕食を食べ、入浴を済ませました。
日中たくさん活動をしたからか、ご飯を何度もおかわりする生徒もいて、元気いっぱいな初日の夜でした。
2日目は6時前に起床し、朝食を済ませたあと、長野県の上高地へとバスで出発しました。
〈朝食会場の様子〉
途中お手洗い休憩を挟みつつ、3時間強のバス移動を経て、上高地の大正池に到着し、クラス写真を撮影した後は、そこからクラス毎にバスターミナルまで約1時間歩いて移動します。
この日も天候には恵まれ、川や池の澄んだ青い水や普段馴染みのない植物に感動し、多くの生徒が写真に残していました。
昼食が終わった班から、お土産屋さんを見たり、河童橋の方へ自由散策をしたりしました。歩くと揺れる吊橋を生徒たちが楽しそうに渡る様子が印象的でした。
上高地を満喫した後は、またバスに乗って立山まで戻り、称名滝へ行きました。
称名滝は富山県屈指の秘境スポットであり、落差350mという日本一の落差を誇ります。
駐車場から滝までの遊歩道約0.9㎞を歩いて行く予定でしたが、落石の影響で、通行止めとなっていました…。
遠くの場所からでしか滝を見ることができず、間近で見られなかったため、残念がる生徒もいてました。しかし、実はこの称名滝、2012年に上映された映画『おおかみこどもの雨と雪』の舞台の一部となっているのです! この作品をちょうどバスの中で見た後の生徒たちはテンションが少し上がっているようでした。
〈映画『おおかみこどもの雨と雪』の最後の場面の舞台となった場所〉
〈称名滝〉
2日目の活動では、移動時間も長く、たくさん歩いたので、さすがに疲れたのか、ホテルに戻って夕食を食べた後は、初日よりも早く寝静まっているようでした。
初日・2日目ともに、天候にも恵まれ、金沢の名所と上高地・立山の大自然を思う存分味わうことができました。
3日目・最終日については次のブログでお伝えします。
本日もブログにお越しいただき ありがとうございました。