本日は先日行われた中一の人権啓発映画上映授業についてご紹介します。
中学一年生は「友人関係」をテーマとして、1998年に公開された『マイ・フレンド・メモリー』を見ました。
あらすじとしては、「屈強な体格であるが『学習障害』であるマックス(エルデン・ヘンソン)と、非常に賢く、ポジティブだが難病で余命わずかなケヴィンという、正反対の少年二人の冒険と友情と思い出、そしてかけがえのない『贈り物』にまつわる物語」というもの。
中一生にとっては、生まれる前に公開された映画ということになりますが、「友人関係」という普遍的な、そして彼らにとっても非情に重要なテーマであるからか、感情移入したり、自分の体験と重ね合わせたりしながら、映画を鑑賞していました。
映画が終わると、鑑賞後の思いを自分の言葉で綴ります。
なんとなくでも思ったことを言葉にすると、改めて気づかされることもあり、人権の授業では大切な作業です。
一部、鑑賞後の生徒の声を紹介します。
『けっこう感動しました。ケヴィンが亡くなった時に、特に感動しました。すばらしい映画だった。感想文、ちゃんと書けるようにしたい。』
(授業当日の学級日誌より)
『マイ・フレンド・メモリーを見て、私は、趣味が違っても仲良くなれることが分かった。たとえ趣味が違っても、どこかで、意気投合できる場面がある。どんな出会い方でも、仲良くなれる。…』
『…それにしても、なぜ、彼らの間に本当の友情が生まれたのだろうか。それは、マックスが花火を見れないケビンのために、持ち上げて、足の代わりになって、「一心同体」になったからではないだろうか。』
(映画鑑賞後の人権作文より)
まだ金蘭千里に入って半年と少しの彼らにとって、周囲の友人とどのように関わるかは悩んでしまう部分でもあるようです。
もちろん初めは失敗することもあるとは思いますが、せっかく6年間という長い年月を共に過ごすので、よい友人関係、居場所を見つけられるとよいですね。
本日もお越しいただき、ありがとうございました。
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<公開行事日程>
合唱祭 2/19(水)
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06-6872-0263(学校)
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