2016年12月25日日曜日

ウィンターコースで表現力を磨く!!

ィンターコースって何?

先週の土曜日に終業式がありました。
この日から28日までが『ウィンターコース』と呼ばれる期間となります。

この四日間は、普段の50分授業が40分授業に短縮される代わりに、2コマ連続で同じ教科の授業が行われます。

そのため、普段とは違った授業プログラムを展開することができます。

中2の国語ですること

中2の国語は、計80分授業×3コマあり、内1コマは古典の授業、1コマは演劇ワークショップ、もう1コマは外部のコンテストに向けた「ショートプレゼン大会」を行うことになりました。

(演劇ワークショップは、中1~3年生を対象としたプログラムです。概要はこちらを、先日行われた中1対象のワークショップの様子はこちらをご覧ください。リンク先をクリックすると、新しいページが開きます)

「ショートプレゼン大会」の説明の前に。。。

今回は「ショートプレゼン大会」の模様をお伝えします。

と、その前に、これまでの経緯のご説明から。

2学期の国語1(現代国語)の表現の授業では、週1時間のコマを使って、「未来の仕事を考える 中学生アイデアコンテスト」に応募すべく、準備を進めてきました(国語1の「表現の授業」の概要についてはこちらをご覧ください)。

「未来の仕事を考えるコンテスト」は、大阪駅前にあるグランフロント大阪の中核施設である「ナレッジキャピタル」が主催しているコンテストです。



最終選考に残ったら、安藤忠雄設計のうめきた広場に作られる仮設テントで、数百人の観客と審査員を前に公開プレゼンテーションを行います。

昨年度は中1生・高1生がコンテストに初めてチャレンジし、計4名が入賞、内1名が最終選考の公開プレゼンテーションまでたどり着きました(コンテストの概要はこちら、昨年度の受賞の様子はこちらをご覧ください)。



本コンテストを国語の授業に取り入れたのは、

①「未来の仕事を考える」こと自体がキャリア教育になる
②応募する書類作成を通して、自分の考えを言葉でまとめる力を鍛えられる
③不特定多数を前にしたプレゼンテーション能力を磨くきっかけになる

など、教育効果が高いと考えたからです。

2学期の表現の授業

2学期に実際行った授業の様子をご紹介します。

◆1回目の授業では、仕事について考えることの大切さ・ある事務職の仕事の例を概観した後、TEDのプレゼンテーション「機械に奪われる仕事、残る仕事」を視聴して、その内容を200字以内で要約しました。

さらに、身近な社会人に、仕事についてのインタビューを行い、レポートを提出する課題も出されました。

要約の提出用紙
約5分間のTEDを視聴して・・・

すぐに要約開始!

書かれた文章をまとめるより集中力が要ります

うまく書けたかな?


未来の仕事を考えるにあたって、彼らが視聴した教材は、全部で三つです。

・TED「機械に奪われる仕事―残る仕事」(リンクはこちら
・YouTube「Amazonの工場とその未来」(リンクはこちらこちら
・NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」(リンクはこちら

◆2回目の授業では、赤ペンでたっぷり添削された要約答案が返却されました。そして、未来の生活はどのように変化するか、また、社会や人々の生活の変化によってどのような仕事が必要になるか、考えていきました。

必要な知識の提供と共に、具体的に自分の頭で考える手助けをしながら、授業は進んでいきます。


◆3回目の授業では、いよいよ400字詰め原稿用紙に「未来の仕事」を書いて提出。表現の授業で書くことに慣れてきたせいか、ほとんどの生徒が50分の授業の中で書き上げて提出できました。
【左ページ】60年代、90年代にあったモノ・サービスに生徒はビックリ!
(オジさんには感慨深いものがあります笑)
【右ページ】プレゼン大会の案内。配布時は生徒の悲鳴が!

そして最終課題として、クラスメイトの前で自分の考えたアイデアを、全員にプレゼンテーションさせることにしました。

こういうとき、ウィンターコースの80分という時間は有効です。

いよいよ「ショートプレゼン大会」!

あらかじめ添削された原稿を返却されていた生徒たち。

ウィンターコースの発表日を迎え、緊張の面持ちです。

持ち時間は1人1分間、原稿も小道具も使わずに、声と表情とジェスチャーだけで行います。


まずは先生によるプレゼンのお手本♪

生徒からは思わず拍手♪ 先生だからといって高見の見物などしませんゼッ

お次はいよいよ生徒の番です。最終準備タイムは残り3分。



 時間配分を気にする者
 近くの生徒に自分のプレゼンについて意見を求める者
 イメージトレーニングに励む者!
集中力を高める者!

さて順番は・・・

 ジャンケンで恨みっこナシ
もう笑うしかない

そして原稿は持っていけないぞ♪

実践!

何はともあれやってみるべし!

 アレ!? オレは何を言おうとしていたんだっけ???
 お互いのプレゼンを評価し合います
 自分のアイデアに自分で吹き出す!
 間を置くことも聴衆を引きつけるテクニックざます♪
 えーいわゆるそのぉ~
と、ワタシは主張するものでありますッ!!

で、どんなアイデアが出たの?

アタマの固くなったオトナには出てこないアイデアに、膝を打ったり、のけぞったり。

この場で、ご紹介したいのはヤマヤマなのですが。。。

来月に応募するので、お伝えできませんっっ!

「表現」づくしのウィンターコース

このコンテストには、中2生だけでなく中1生も学年全体で参加します。

中1生も、理科の夏休みの宿題として、自由研究の発表会をしたり、演劇ワークショップをしたりと、大勢の前で発表する経験を重ねています(自由研究の発表の様子はこちら)。

そして来週には、中1生に続いて中2生にも演劇ワークショップが行われます。

教科の枠を超えた様々な取り組みを通して、中学生たちが表現力を磨いてくれることを期待しています。